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くっそ加藤め。 [よみもの]

全国の加藤さん、失礼いたしました。

なにも加藤さんに個人的恨みがある

というわけではなくてですね、

あたしのスキピオ様が

カトーに失脚させられたんだわよ!!ヾ(*`Д´*)ノ"

っていうわけで

塩野七生著「ローマ人の物語」

です。

画像 012.jpg

学校の授業で学んだ世界史によって

ヨーロッパや中国などの広大な大地で繰り広げられる

英雄たちの冒険活劇にすっかりはまり

日本史そっちのけで世界史大好きっ子だったわけですが

(おかげで日本史全然分かりません)

それでも所詮、世界史の授業だって

ただただ、何年にどこの国が勝ったとか

主に暗記が中心なわけで

英雄の人となりとか

どんな駆け引きがあったのかとか

戦の内容がどうであったとか

深く知るまでには至らないので

今さらながらこの本の存在を知るに至り

文庫本だと40冊近くになるであろう大著ではありますが

今読んでいるところです。

出来れば著者の登場人物に対する個人的思い入れや

脚色をなるたけ排除したものがベストで

また、漫画のモノだとキラキラお目々の現実離れした風貌を

押し付けられるのが気に食わないので

(歴史を好きになるとっかかりになるならそれもアリですが)

この本に出合えてホントよかった♪

今はまだまだ国家の青年期、生き生きと輝いていて

カエサルの登場もまだもうちょっと先なわけですが

いんや、スキピオかっこいい~(≧▽≦)

(対するハンニバルも寡黙な感じがかなりステキです)

学校の授業でスキピオという名と

ザマの会戦という言葉は記憶の片隅にありましたが

実際詳細を本で読んでみるとまるで彼は

ローマに地中海世界の覇権を与えるために自分は生まれてきた

と、生まれたときから知っていたかのような行動力で

屈指の名将、ハンニバルをも撃破し

課せられた運命を現実に変えていくわけです。

著者の塩野さんは、「歴史を後世から見ると

必然によって必然的な結末にたどり着いていると錯覚しがちだが

そうではなくて、歴史というものは偶然もかなり作用している」

というようなことをおっしゃってますが

スキピオってそうは思えないくらいの行動力なのですよ。

そんな、せっかく惚れたスキピオが

政敵カトーに失脚させられたんですから

ショックなのも無理ないでしょう、加藤さん!

ま、ね。2000年以上前の話なんだし。

今更嘆いてもね。

気を取り直して続きを読んでいこうと思います。

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ぼったくりです。 [よみもの]

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が面白かったので

同じ著者の、次に書かれた本を読んでみました。

 

「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字<上>」

ひじょーにガッカリでした。

だってね、前半部分は恐ろしく簡単な上に、

途中までの内容がほとんど「さおだけ~」とかぶってんだもん。

なぜわざわざ新たな本として出す必要があったの?って思うほど。

へぇ~と思えたのは、最後の第4章、決算書に関するとこだけでした。

ちょっとこれは酷いんでないかい。

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昨晩体重50.0㎏



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