おひとり様inシネマ

それは22日のこと。

友達と銀座に行く予定をしていたあたし。

着替えを終え、メイクも完璧。

銀座へ行くんだからって、

普段は面倒でやらないネイルまで施し

まさに出掛けようとしたそのとき。

ケータイをふと見るとまさかの“着信あり”

胸騒ぎを覚えながら友へ折り返しの電話を入れると

腰を痛めてしまい、行けなくなってしまったとの無情な一言が！！

ひどくね？

でもだからってさ、這ってでも来いなどと言えるわけもなく。

しかしですよ、そこまで準備しておいて、

中止なんて今さらどうすればいいのさ？

出掛ける予定だったから食べるものもないので

とりあえず母と近所の定食屋さんでお昼を食べに行き

その後、出掛ける気分じゃないらしく

誘っても曖昧な返事しかしない母を連れて行くのを諦め

寝てるらしくメールの返事がなかなか来ないU氏のことも諦め

人生初、おひとり様映画鑑賞してきました。



観た映画は“ココ・アヴァン・シャネル”

シャネルが実業家として成功するまでを描いたストーリーなのですが

仕事が成功していく輝かしい過程というよりは

シャネルの抱えていた影の部分の色合いが濃く

見終わった後は、その影を丸ごと背負って帰ってきた気分になりました。

友に捨てられ、母に捨てられ、U氏にも捨てられた末の

おひとり様The Movieなため

余計にどんよりが加速したんだね、あたし。

もっとはちゃめちゃな明るい映画見ればよかったのかな。

っていうか、そういう映画も、横向いて

「あはははは‥」

って笑い合える相手がいないから結構虚しいと思うね。

でもひとりで映画観に行く人って結構いるんだよね。

たまにはいいのかもしんない。

あ、映画の方はですね、

オドレイ・トトゥは素晴らしかったと思います。

しかし、時代とはいえ、

カペル(シャネルが唯一愛したと言われる男性)はひどい男だ。

いくらお互い愛し合っていたとはいっても。

ああ、考えたらまた気分が暗くなってきた。

ちなみにU氏から返信があったのは映画が終わる頃。

「ごめん、気付かなかった～」って。

こっちもなかなかにひどい男だぞ。

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昨日歩数：7,548歩
昨晩体重：50.4㎏